歩き方の前に、歩くってどういうこと?を考えてみる

散歩するのにいい季節ですね。

今回は歩き方、というかそもそも歩くとはどういうこと?というところから、簡単な歩き方のポイントについてもお伝えさせてもらいます。

多くの方は歩くというと脚を前に運ぶことだと思うのではないでしょうか。

しかし、歩くというのは脚ではなく体幹(重心)を前に運ぶことなんです。

体幹とは、頭蓋骨・背骨・肋骨・骨盤のこと。

足の着き方など、歩き方について色々見聞きするかと思いますが、細かい部分を意識するとかえって歩き方がぎこちなくなります。

まずは、歩くとは体幹を前に運ぶこと、というのを意識してみてください。

では、実際どのように体幹を前に運ぶのか。

上の写真ですが、あれは「みぞおち」の辺りを引っ張っています。あそこが真っ直ぐ前に引っ張られるように重心移動をすると、体幹をスムーズに前に運ぶことができます。

なので、みなさんみぞおちにピョン吉がいると思ってください🐸

ピョン吉に引っ張られるイメージで、実際に服を軽く引っ張って歩き始めると感覚がつかみやすいです。

最後に、股関節についてもひとつだけ

体幹が前に運ばれることで一方の脚は自然と前に出て、もう一方は体幹の後ろに残ると思います。

この、脚が体幹より後ろにいく動きを股関節の伸展(しんてん)というのですが、股関節にとって一番大事な動きは大きく開脚することではなくこの伸展の動きなんです。