慣れない環境で頑張る皆さまへ、もしもギックリ腰になったらの対処法

4月も半ばを迎え、新年度の生活も少し落ち着いてくる頃かと思います。

新たな環境で過ごしている方は慣れない環境で緊張することも多く、知らず知らずにいつもより身体がこわばっていたり、新しい人間関係のストレスもあり、疲れや身体の不調が出てきている方もいるのではないでしょうか。

僕も以前、新しい職場で働き始めて一ヶ月ほどした頃にギックリ腰になったことがあります笑。

慣れない環境で身体に余計な力が入っていたのかな、と思います。

朝起きてシャワーを浴びようと思ったら急に来て、これか〜と思いながら本当に動けなくて焦りました。

と同時に、ギックリ腰の対処法を自分の身体で試せるチャンスでもあったので少しだけ嬉しかったのを覚えています。

結果的にさすがに痛みは残るもののまともに歩けるようになり、その日1日合間合間に微調整を加えることで、ちゃんと施術もできました。

そのセルフでもできる方法の中で、取り入れてもらいやすい対処法をいくつかお伝えしていきます。

まず、ギックリ腰になると曲がった腰を伸ばせないという状態になりますが、これに関してはなるべく早く伸ばしてしまった方がいいです。

骨盤に触れてもらうと、この模型に示したように2箇所ボコッと骨の膨らみを感じるところがあると思います。

そこをこのように両手の親指で押さえ、上に持ち上げるように骨盤を起こしながら立ち上がります。

これだけでも腰を伸ばし立ち上がることができるので、だいぶ状況は変わります。

これが難しそうであれば、以前の記事でもお伝えした仙骨こすりを先にやるとやりやすくなりますよ。

その後、余裕があればふくらはぎを緩めます。場所はスネの骨の内側のキワの所。腰が良くないときはだいたいここが固まっています。

やり方はスネの骨を包み込むように持って親指でジワ〜っと押すだけ。

骨に沿ってずらしながら硬いところを何箇所かじっくり押していきます。ちょっと痛いと思いますが、強く押し込まなくて大丈夫なのでじっくりやってみてください。

だんだんと緩んできて腰も少し楽になると思います。

実際の施術のときにも、ギックリ腰の方だけでなく慢性腰痛の方にもここはマストな施術ポイントになります。

まとめ

・骨盤の膨らみを持ち上げるように起こしながら立ち上がる(その前に仙骨をこする)

・骨キワのふくらはぎをじっくり押して緩める

もしもギックリ腰に襲われた際はお試しください。

そんなつらさを味わわないよう、疲れたカラダとココロをひと休みさせてより充実した生活を送りたい方は、サロンでのケアもオススメですので、その際はお気軽にお問い合わせください。