肩こりがつらいあなたへ。“頭の骨”が関係しているかもしれません

「肩こりがつらくて…」
そう言って来られる方はとても多いです。

肩まわりの重だるさ、首の張り、背中の緊張や時には頭痛まで。
でもそうしたつらさには、思いもよらない場所が関わっていることもあります。

後頭骨が肩こりに関係することも

今回は「後頭骨(こうとうこつ)」──
頭のうしろにある骨が、肩や首のこりにどう関係しているかについてお話しします。

たとえば、細かい作業を長時間集中して行うようなお仕事では、無意識のうちに首を傾けたり、同じ姿勢を続けたりすることがあります。

こうしたクセが積み重なると、後頭骨が少しずつねじれたり、位置にかたよりが出ることがあります。

その影響は首の骨(頚椎)に伝わり、首まわりの筋肉のつっぱりやこわばり、さらには背中や肩の緊張へと広がっていくこともあります。

実際の施術では、後頭骨の調整を行ったことで頚椎のねじれが改善され、首の張りがやわらぎ、背中のこわばりがふっと緩んでくるような変化が見られることがあります。

からだ全体のつながりを見る視点

肩や首のこりに対して「とにかく肩をもむ」だけでは楽にならない理由のひとつが、こうした“からだのつながり”にあります。

からだの不調には、日々の動きのクセや姿勢、からだの使い方など、いろんな積み重ねが影響しています。それは当然人によって違います。

コシュカでは、毎回の施術でおひとり毎のその日のからだに目を向けながら、必要な場所にアプローチしていくことを大切にしています。

視点を少し変えてみる

つらさが続いているときこそ、ちょっとだけ視点を変えからだ全体を見てみる。
あなたのからだも、思ってもよらない場所から変わっていくかもしれません。