
5月27日は「背骨の日」なんだそうです。
ちなみに由来は、背骨は腰椎が5個、胸椎が12個、頚椎が7個という構成なので、これを並べて“5・12・7”。この“1”をスラッシュ(/)に見立てて5/27(5月27日)と読ませているようです。
ちょっと強引な上に、背骨はだいたい上から数えるので「7・12・5」 で7/25じゃないんだな、と思ったりもしました。
さて、背骨って、「体の支柱」とか「軸」として語られることが多いですよね。
その言葉が悪いわけではないのですが、“支えるもの”ってイメージが強くなると、どうしても「1本の棒」とか「動きにくいもの」みたいに思われがちです。
しかし、背骨は“動いてこそ”の場所でもあるし“動きの中心”でもある。
極端に言えば、背骨は動いていない時間が少なければ少ないほどいい。
それくらい、背骨の動きは身体のあらゆることに関係していて、肩こりや腰痛、自律神経の乱れ、内臓の不調なども、背骨の固さやねじれの影響を受けていることが少なくありません。
背骨の動きやねじれは、背骨そのものだけの問題じゃないこともよくあります。
動きとして見ると、24個の椎骨だけでなく、頭の後ろの後頭骨や、骨盤中央の仙骨まで含めた連動が大切になります。
ねじれで言えば、腕や脚によって背骨がねじれていることも少なくない。
だからコシュカでは、全身をみながらなるべく背骨も動くように見ていきます。
“動ける背骨”を想像してみるだけでも、身体の感覚が少し変わってくるかもしれません。