
身体にいいとされるものを選ぶ。
身体に悪いとされるものを避ける。
そうした意識が自然と習慣になっている人も、今は少なくないと思います。
その感覚自体はとても素敵なことだと思うのですが、 それが行き過ぎてしまうと、どこかで息が詰まってしまうこともあるかもしれません。
いわゆる“身体にいいもの”に囚われすぎないこと。
“いいもの”ばかりを気にしながら過ごすよりも、 もう少しおおらかに構えていられるくらいのほうが、結果的には健やかに過ごせるのではないかと思います。
身体にとって「よくない」とされるものも、 すべてを避けるのではなく、ある程度受け入れていく中で、 それに応えてくれる力のようなものが、身体にはある気がしています。
囚われ過ぎるとかえってストレスにもなりますから、何事もほどほどに。
清濁併せ呑むのも大切だと思いますし、そうできる身体こそが健康なんじゃないかと考えます。