Policy

コシュカポリシー

山中健太がコシュカにて、ポリシーとして大切にしている 40 のことです。
少し長くなりますが、自分に合った場所を探す中で、少しでも参考になることがあれば嬉しいです。

  1. 『手間をかけて 時間をかけて』
    施術も、その技術の習得も手間と時間をかけることを大切にしています。
    インスタントな技術や、効率だけを求めたやり方には興味がありません。
    ひとりひとりに向き合って、安心して身をゆだねられる施術を届けたいと思っています。
  2. 『全身をみる』
    身体は全部でひとつ。
    どこかの関節の動きが悪いと、思ってもいなかった場所に影響が出ることもあります。
    全ての関節が動ける状態を目指し、全体のバランスを整えていくことが、結果的に不調の軽減や動きやすさにつながると考えて、全身を見て施術しています。
  3. 『じっくり、丁寧に』
    ゴリゴリ強く揉んだり、急に力をかけるような調整はしません。
    大切な身体に触れるのだから、じっくり、丁寧に。リラックスしているうちに、ウトウトしてしまった。そんなふうに感じる方も少なくありません。
  4. 『話を聞く、話ができる』
    身体のこと、自分のこと。周りには聞かれたくないこともあります。
    気になることがあれば、なんでも話してください。話すことで、ふっと気持ちが軽くなることもあります。
    他の人を気にせず話せるのも、プライベートサロンならではの良さだと思っています。
  5. 『よく観る、見守る』
    触れて確かめることと同じくらい、目でよく観察することを大切にしています。
    でもそれは、細かくチェックするだけでなく、ときには一歩引いて、全体の流れを見守るような感覚。身体の表情や、わずかな変化をとらえるには、そういうことも必要だと思っています。
  6. 『今できることのすべてで』
    そのときの自分にできる、いちばんよい関わり方を。
    やり方や知識は、日々すこしずつ更新されていくもの。だからこそ、そのつど丁寧に「今できることのすべて」で施術しています。
  7. 『手でふれるということ』
    人の手にしか感じ取れないこと、人の手でしか伝えられないことがあると思っています。
    器具や機械じゃなく、自分の手でふれること。それは、ただの手段じゃなくて、心や身体が安心できるきっかけになることもあります。「手当て」って、きっとそういうことなんじゃないかと感じています。
  8. 『伝えるということ』
    身体のことや施術のこと、できるだけわかりやすく伝えるようにしています。
    でも、”わかりやすさ”によって本質からズレることがないように。
    全部をうまく言葉にできなくても、必要だと思うことは、ていねいに伝えていきたいと思っています。
  9. 『その場の感覚にゆだねる』
    積み重ねてきた経験から、「ふと、こうした方がいい気がする」と思う瞬間があります。
    その感覚を大切にしながら、過去のやり方に縛られず、目の前の身体に合う関わり方を探しています。
    “直感”は、偶然ではなく、自分の中で育ってきたもの。その声に、ちゃんと耳を傾けていたいと思っています。
  10. 『まずは、挨拶から』
    はじめての場所では、少し緊張することもあると思います。
    だからこそ、挨拶を交わすことで生まれる、ちょっとした安心感を大切にしたいと思っています。
  11. 『気遣う』
    整体は人と人が関わるもの。一方的にならないように。押しつけず、引きすぎず。ほどよい間合いがつくれると、そこには、自然と心地よさが生まれる気がします。
  12. 『落ち着いた所作で』
    落ち着いた時間が流れるように、音や動きひとつにも、さりげなく気を配ること。
    それは、安心して身体を預けてもらうために。そして、こちらの所作や姿勢は、施術そのものにも影響してくるものだと思っています。
  13. 『そのときの、あなたの身体に』
    身体はいつも同じではありません。過ごしてきた日々も、今の状態も、感じ方も人それぞれ。
    だから施術も、決まりきった形にはなりません。目の前の身体に合わせて、丁寧に選んでいきます。
  14. 『よりよい選択ができるように』
    一度うまくいったことでも、いつも同じように通用するとは限りません。
    だからこそ、つい決まりきったやり方に頼らないようにしたいと思っています。
    そのときどきの身体に合う方法を、ていねいに探す。そんなふうに、やり方も少しずつ更新していけたらと考えています。
  15. 『局所的な施術はしない』
    肩がつらいから肩だけ、腰がつらいから腰だけ、そういった施術はしていません。
    つらさが出ている場所だけでなく、そのまわりや関係する部分に目を向けながら整えていきます。
    「ここだけをほぐしてほしい」というご希望には、基本的にはお答えしていません。そういう施術を求める方には、コシュカの整体は向かないかもしれません。
  16. 『回数券は売りません』
    まとめて回数券を販売することはしていません。
    毎回、そのときの施術にしっかり向き合いたいからです。お身体のことは、そのときの状態に合わせて判断する必要があると思っています。
    回数を重ねる中で、必要な頻度や施術の内容も変わっていきますので、都度お支払いいただくかたちが、自分には自然で、健全だと思っています。
  17. 『部屋、空間は清潔に』
    当たり前ですが、だからこそ当たり前に。
    清潔な部屋でないと身体も気持ちも整いません。というかその前に「え、ここ大丈夫?」ってなりますよね。
  18. 『タオルも清潔に』
    身体に直接触れるものだから、当たり前に清潔なものを使います。
    自分の空間だからこそ、気兼ねなく交換できる。それがお客様にとっての心地よさにもつながるように。
  19. 『タオルは綺麗にたたんでディスプレイ』
    雑に置かれたタオルはどうしても目につきます。
    神経質ではないのですが、ある程度揃っていないと自分自身も落ち着きません。
  20. 『もちろんお着替えも清潔な物を』
    これも当たり前ですが、毎回清潔な物をお出ししていますので、安心してお使いください。そういう部分で気持ちよく過ごせるかどうかって、大きい気がしています。
  21. 『物を置きすぎない』
    物が多すぎると、それだけで圧迫感を感じてしまいます。
    周囲の間接的な圧力でも、身体は自然と緊張してしまうもの。
    猫グッズもなるべく控えめに…のつもりですが、こればっかりは増えていくかも。
  22. 『余白を残す』
    息苦しくなってしまうので全てをいっぱいいっぱいにせず、常に余白は残していたいです。
    新しい物、大切な物、その時心が動く物をいつでも入れられるように。
  23. 『柔軟性を持って』
    身体もそうですが、考え方も、感じ方も。決めつけない、縛らない、縛られない、白黒つけすぎない。
    整体という仕事でも、人との関わりの中でも、そんな姿勢でありたいと思っています。
  24. 『大きな声を出さない』
    五感への刺激は、思っている以上に身体に影響を与えるもの。大きな声で緊張が高まらないようにしています。
    意外と、声のボリュームが気になる場面って多いんですよね。
  25. 『電話の呼び出し音も静かに』
    電話で施術の手を止めてしまうことはありますが、急な音にびっくりしないよう耳あたりの良い静かな音にしています。
  26. 『提案はするけれど強制はしない』
    来店のペースやホームケアなど、お身体の状態に合わせてご提案することはありますが、無理にすすめることはありません。
    無理にすすめるような関係はいいものだとは思っていないから。それで身体が良くなるとも思えないから。
    もちろん、訊いていただければ、自分の身体を整えてきた経験も踏まえてアドバイスさせてもらいます。
  27. 『身体のトラブルはコシュカにお任せ』
    つらいときには顔が浮かぶ、今日来るのを楽しみにしてた、と言っていただくこともあります。
    もちろん、つらくないのが一番ですが、「ここに来れば大丈夫」「また頑張れる」そう思ってもらえる関係性を、これからも築いていきたいと思っています。
  28. 『良質なベッドで施術を』
    カチカチで無機質なベッドはどうしても好きになれなかったので、よりリラックスできる物を選びました。
    寝心地の良さや身体への負担の少なさは、やはり違います。
    ここに寝てるだけで身体が楽になりそう、なんて言ってもらうこともあります。
  29. 『きちんと骨に触れ、関節を調整する』
    手で感じる骨の輪郭が鮮明になるにつれて施術の質も変わってきました。 頭から手足の先まで全身の関節を丁寧に確認、調整します。
  30. 『ぼーっとする時間を大切にする』
    何もしない、考えない時間を作る。空っぽにしてリフレッシュ。
    ぼーっとしていても、気づけば何かを考えはじめていることもあるけれど、頑張ってどうにかしようとするよりも、そんなときにこそ、ふとアイデアがひらめくことがある。実は、ぼーっとすることで身体も自然と緩んでいきます。
  31. 『日々の調子を整える』
    体調を崩して仕事に穴をあけないように。施術の質を落とさないように。好きなことを我慢しなくていいように。そう思うようになってから、日々の体調管理には自然と気をつけるようになりました。ほどよく食べて、よく寝て、よく歩く。結局はこの基本が、自分には合っている気がしています。
  32. 『触れる手を、いつも清潔に』
    自身の体調管理の一環として、そして、おひとりごとに清潔な手で心地よい施術を届けるために。手洗いとうがいは、毎回欠かしません。気持ちのリセットにもなっています。
  33. 『手を整えてから、触れる』
    カサカサの手で触れるわけにはいかないので、冬でなくてもハンドクリームは欠かせません。香りのあるものを使うときは、手を鼻に近づけたときに、ふわっと香るくらいの微かなものを選んでいます。
  34. 『着替えてから、外に出る』
    カジュアルな格好で施術をしているので、休憩中にそのまま外に出ようと思えば出られますが、必ず着替えるようにしています。汗や外の匂い、もしもの汚れなど、どれも施術に差し障りがないように。
  35. 『基本、基礎を大切に』
    小手先のテクニックには頼りません。 しっかりとしたベースが無いと高く積み上げる事はできませんから。
    帰れる場所であるとともに、立ち返り自分を律するものでもあります。
  36. 『マイペースに』
    焦って何かをしていい事があった試しがないです。追い込まれてできる事ももちろんありますが、自分のペースだからこそ出せる全力があります。
  37. 『いつでも穏やかに』
    自分の精神状態というのは自ずと施術にも出てしまいます。いつでも穏やかに。
  38. 『お返しのお札は新券で』
    身体を整えた後はお札もキレイな方が気持ちがいいですから。
    気付いてくださる方も多くて嬉しいです。
  39. 『ちゃんとお休みいただきます』
    ちゃんと休息を取ってしっかりと仕事をする。そして、良い仕事をして休みを楽しむ。このサイクルを回していきたいです。
  40. 『いわゆる身体にいいことばかりに囚われない』
    囚われ過ぎるとかえってストレスになりますから、何事もほどほどに。
    清濁併せ呑むのも大切だと思いますし、そうできる身体こそが健康なんだと考えます。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
当たり前のことも多く並んでいますが、こんなことを考え実践しながら日々整体をしています。

今後も経験や年齢を重ね、物事の捉え方や考え方が変化することで、このページの内容も変化していくこともあると思いますが、それは自然なことだと考えています。