
最近一気に暖かくなってきましたね。
暖かくなるにつれ身体の冷えは気にならなくなるけれど、手先だけはどうにも冷えて仕方ない、という方も多いのではないでしょうか。
そんな手の末端冷え性さんに向けてのお話です。
そもそも「冷え性」とは?
血行不良により身体の末端まで血液が届かず、その状態が続くことで末端の血管が収縮してしまい起こる症状のことです。
なんでそうなるの?というのでよく言われるのが
- 運動不足
- ストレス
- 自律神経の乱れ
- 食生活の乱れ
- カフェインの摂りすぎ
など
ですが、コシュカでは、骨(関節)の運動不足というところに着目しています。
一般的に言われる運動不足というのは筋肉の運動のことですが、適度に運動をしている方でも骨の運動不足というのは多いです。
骨(関節)を構造通りに動かすことで、普通にはなかなか動かすことのできない深部の筋肉にも刺激が入ります。
ここからは手先の冷えに特に重要な、腕の付け根、胸、背中をしっかり動かしていくために上腕骨と肩甲骨の運動をお伝えします。

肩から肘までの腕の骨が上腕骨です。
この骨は前後左右に大きく動きますが、大切なのが捻る動き。
この上腕骨をしっかり捻ることができると肩甲骨も連動して動かすことができます。

だいたい45°ぐらいに腕を開いたら、まずはゆっくりと内側に腕をクルクルっと捻っていきます。

内に捻りきったら、次はゆっくりと外側に腕をクルクルっと捻っていきます。
これを何度か繰り返します。
やることはこれだけ。
上腕骨がしっかり回転しているのを意識しながら捻ると、内に捻ったときに肩甲骨が上へ、外に捻ったときに肩甲骨が下へ、と動くのが感じられると思います。
その動きを感じながら繰り返すことでだんだんと身体もポカポカしてくると思いますが、片側だけやってしばらくすると、手先も少し温かさが出てくるのではないでしょうか。
手先の冷えとともに肩こりにも有効な運動になりますので、よろしければ骨の動きを感じながらお試しください。