「あとから、そういえば…って思うこと」

整体を受けたあと、「なんとなくラクになった気がします」そんなふうに帰っていかれる方が、ときどきいます。

でも次に来られたとき、ふとしたタイミングでこんな言葉が出てきたりします。

「なんか、夜すごくよく寝られてました」
「朝起きたとき、身体の軽さが違ってびっくりしました」
「服を着替えるときに、肩まわりがスムーズで」

その場ではピンとこなかったけれど、後からじわっと変化に気づいた。そんな声は、実は少なくありません。

身体って、すぐに反応が出ることもあれば、時間をかけてゆっくり変わっていくこともあります。

整体のあと、変化を感じたつもりだったのに、夜にはもう元に戻った気がしたり、次の日にはまた重さを感じたり——そういう経験がある方にとっては、この“あとから感じる変化”はちょっと不思議かもしれません。

でも、そのとき気づかなくても、身体の中では少しずつ変わっていたりするものです。

続けることで、変化に気づきやすい身体になっていく方も多いです。

焦らず、じっくりと。

そんなふうに、からだとの付き合い方を育てていけたらと思っています。