
手の感覚はもちろん大切ですが、眼で視る情報もとても大切です。
施術の際、以前は実際に触れている箇所に目を向けることが多かったのですが、今では施術箇所を見ることが少なくなりました。
身体の繋がりを意識し、ここに刺激を入れることによってここまで変化する、という途中の道や終点を見たり、入れた刺激が拡がっていくのをイメージするように全体を見たりすることが多くなりました。
ベッドに寝てもらっている姿をあえてぼんやりと見ることで「ココ何かおかしいぞ」という小さな違和感が見えてきたりもします。
集中して、ついつい視野を狭くしてしまって見えなくなるものってありますよね。
そうならないよう、肩の力を抜いて、1歩引いて見る、ということを心掛けて施術にあたっています。