ここがつらい時にはこれさえやっておけば大丈夫、というものはありません。常に観察し、考え続けることが必要です。

同じような身体の不調を抱えていても原因は人それぞれ。

目の前のクライアントさんに対してこういう施術をして良くなったからといって、他のクライアントさんに対しても同じように施術をして良くなるわけではありません。

不調を引き起こしている身体のバランスの乱れはどこから来ているのか、それを見極める為にも全身の確認、調整が必要になります。

例えば首や肩がつらいのが手首の問題から来ている場合、手首をほったらかして首肩周りの施術だけをしても物の数時間でつらさが戻る、なんてこともあります。

こういったときは手首の調整が必要になりますし、もちろん手首だけで解決するわけではないので、そこから連なる部分であったり全く別の部分の調整も必要になることもあります。

なので、ここがつらい時にはこれさえやっておけば、ここさえやっておけば大丈夫、というものはありません。

常に観察し考え続けることで、より良い身体になるよう努めます。